競技規則
1.クラブ競技の運営に関する一切の事項は、競技委員会が決定する。
2.クラブ競技は、JGA規則に基づくものとし、必要に応じローカルルールを別途設ける。
3.競技に参加する者は、競技開催日の1ヶ月前より以下の期日までにフロントに備え付けの申し込み署名簿に記入するか電話で申し込まなければならない。尚、HDCPを所持していない者は競技に参加できない。
(1)競技規則11項の競技は原則競技開催日を含む7日前(営業時間内)
(2)平日開催競技は、競技開催日の前日
4.競技に参加する者は、スタート時間の5分前にはティーイングエリアで待機しなければならない。スタート時刻に遅刻した者は自己の組のティーショットが終わった時点で競技失格となる。(尚、マーカーについてはスタート順を繰り上げる)
5.前項の競技参加料は、次のとおりとする。
・18ホールの競技/1,000円
・27ホール以上競技/2,500円
6.競技に参加申込をし、且つ締切日以後キャンセルをする場合は、プレー日を含む3日前より以下のキャンセル料を支払わなければならない。(会員キャンセル料+競技参加料)
・ 平日 当日/2,000円
・ 土 日 祝/3,000円
・27ホール以上の競技/4,500円
・ プレー日を含む3日前(日曜日の場合は金曜日からキャンセル料が発生する)
・ 競技参加者が8名に満たない場合は、その競技は不成立とする。
7.18ホールの競技参加者が12名に満たない場合は、その競技は不成立とする。
27ホールの競技参加者が8名に満たない場合は、その競技は不成立とする。
8.競技入賞資格
競技に前日までの過去1年間に3回以上の競技に参加していない者は入賞資格を失う。
9.月例杯のクラス別ハンディキャップは次のとおりとする。
・ Aクラス ~17
・Bクラス 18~50
10.競技参加資格は、次の条件を満たす者とする。
(1)クラブ選手権競技(スクラッチ競技)HDCP17まで
(2)シニア選手権競技(スクラッチ競技)HDCP19まで(満60歳以上)
(3)グランドシニア選手権(スクラッチ競技)HDCP25まで(満70歳以上)
(4)理事長杯(アンダーハンディ競技)HDCP19まで
(5)キャプテン杯(アンダーハンディ競技)HDCP19まで
(6)スクラッチ競技杯HDCP17まで
(7)月例杯グランドマンスリー
4月~3月迄のA・B各クラスの優勝~3位までの入賞者が参加資格を得る。尚、グランドマンスリーの参加資格を得た後、HDCPの改正により、クラスが変更になった場合は、グランドマンスリー参加資格を得たクラスで出場し、HDCPは改正後のHDCPを用いる。
(8)週日杯・シニア月例杯グランドマンスリー
4月~3月迄の優勝~3位までの入賞者が参加資格を得る。尚、グランドマンスリーの参加資格を得た後、HDCPの改正があった場合は、改正後のHDCPを用いる。
(9)シニア月例杯競技(アンダーハンディ競技)満60歳以上が参加資格を得る。
(10)上記(1)~(5)の競技においては、当該競技の前日までの過去1年間の競技に3回以上参加した者が参加資格を得る。
(11) 上記(1)~(8)の競技のスタート時刻及び組合せは、委員会により決定され、各競技参加者に通知する。
(12) 女子が競技に参加する場合、各競技の使用ティーマークにより、レディースHDCPを加算する。
11.競技参加者は、参加資格のない者を同伴してプレーをしてはならない。但し、委員会が認めた場合を除く。
12.競技中、悪天候等の気象状況となった場合や、競技続行が不可能となった時、過半数の競技参加者が既にスコアーカードを提出していた場合は、その競技は有効に成立したものとする。尚、スコアーカードの提出ができなかった競技参加者には、その競技参加料を返還する。但し、競技中の失格者及びNR(棄権)をした者は除く。
13.委員会は、競技日当日の天候気象その他コースの状況が競技に不適当と認めた場合は、その競技の中止又は延期することができる。
14.クラブの開催する各種競技において、予選通過者(予選参加者)及びタイスコアーの場合の順位決定方法は次のとおりとする。
(1)【予 選】
A.クラブ選手権、シニア選手権の参加者が8名に満たない場合は、不成立とする。何れも予 選通過にタイが生じた場合は、マッチング・スコアーカード方式により決定する。それでもなお同グロスの場合、最終スタートしたコースの終了ホールからのカウントバックとする。尚、マッチプレーの組合せを決める際、予選ラウンドの同成績の順位は、スコアーカードを先に提出した者を上位とする。
B.グランドシニア選手権の参加者が8名に満たない場合は、不成立とする。
C.理事長杯、キャプテン杯の参加者が8名に満たない場合は、不成立とする。
(2)【マッチプレー競技】
マッチプレーにおいてスクエアに終わった場合、当日のサドンデス方式によるプレーオフを行う。
(3)【アンダーハンディ競技】
アンダーハンディ競技において同ネットの場合は、マッチング・スコアーカード方式により決定する。それでもなお同グロスの場合、最終スタートしたコースの終了ホールからのカウントバックとする。
(4)【スクラッチ競技】
スクラッチ競技において、同グロスの場合の順位の決定は、マッチング・スコアーカード方式により決定する。それでもなお同グロスの場合、最終スタートしたコースの終了ホールからのカウントバックとする。
15.競技参加者は競技終了後、直ちに同伴競技者のアテストを受け、且つ本人の確認を自署したうえ、スコアーカードを提出しなければならない。確認自署のない者がカード提出エリア(集計室)から離れた場合、又はカード提出を遅滞した者は、競技失格とする場合がある。
16.月例杯の競技参加者が無断欠席をした場合、次回の参加する同種の競技の入賞資格を失う。
17.全てのクラブ競技において距離測定器(高低差の計測機能も含む)の使用を認める。
18.プレーペースの方針
競技委員会は、マスター室係員に競技委員を任命し競技においてプレーのペースを監視。
「アウトオブポジション」となった組を情状配量する状況(長時間の裁定、紛失球、アンプレアブルの球など)があったかどうかの判断が行われ、そのプレーヤー達の進行ペースを見て判断する。前との組の間隔が1ホール以上空きかけている、又は空いている場合、競技委員会は、プレーペースの方針違反の罰を下記の通り定める。
・最初の違反罰 : 罰無し マスター室係員から口頭で留意する
・2回目の違反罰 : 1打罰 マスター室係員は、競技委員に裁定を依頼する
・3回目の違反罰 : 一般の罰(2罰打) マスター室係員は、競技委員に裁定を依頼する
・4回目の違反罰 : 失格
19.委員会は競技に関する規則並びにローカルルール等の変更及び追加をすることができる。規則等の変更、追加はクラブハウス内に掲示又は当クラブホームページに掲示された時点をもってその効力を発生する。
以上
改訂日 2024年1月1日より
1.アウトオブバウンズ(OB)の境界は白杭をもって標示する。
但し、現にプレーするホールの白杭を結ぶ線を越えて他の区域に止まった球はOBの球とする。全ホールにおいて第1打がOB又は、紛失球の場合、特設ティから第4打でプレーしなければならない。
2.レッドペナルティエリアは赤杭又は赤線をもってその限界を定める
(線と杭が併用されている場合、その線が限界とする)
中3番・7番及び西4番ホールで球がレッドペナルティエリアに入った場合、規則17.1dの処置に加え、特設ドロップエリアから1打罰を受けプレーすることができる。
3. 異常なコース状態(動かせない障害物を含む) 規則16. 1適用
①修理地は青杭又は白線をもってその限界を定める。
(線と杭が併用されている場合、その線が限界とする)
球又はスタンスが、張芝の継ぎ目に触れている場合、露出している木の根、動物の糞は救済を受けることができる。
②舗装道路、U字溝、樹木の支柱、防球フェンス、散水設備、排水溝、ゴムマット、人口固定物は救済を受けることができる。
③電磁誘導カートの2本のブロック軌道と接した穴あきマットは、その全幅をもってカート路とする。球がこのカート路上にあるか、スタンスがかかる場合は 救済を受けることができる。
④倒木及び切り株、岩石、動物の掘った穴跡は異常なコース状態として救済を受けることができる。
4.距離測定器(高低差の計測機能も含む)の使用を認める。
5.次の禁止事項に違反した場合は、マッチプレーではそのホールの負け、ストロークでは一般の罰(2罰打)を受ける。
プレーヤーはプレーを終えたばかりのホールのグリーン上やその近くでいかなる練習ストロークも行ってはならない。
(注)このローカルルールの追加又は訂正は、随時クラブハウス内に掲示し、その日からその効力を発生する。
改訂 2022年6月18日
当クラブのマッチングスコアーカード方式による順位決定
1.当クラブのマッチング方式は、最終スタート使用コースを対象とする。
2.同グロス又は同ネット場合、以下のマッチング・スコアーカードの順位により、最もスコアーのよい競技者を上位とする。
【スクラッチの競技の場合】
1.終わりの9ホールの合計スコアーを比較する。
2.終わりの6ホールの合計スコアーを比較する。
3.終わりの3ホールの合計スコアーを比較する。
4.最終ホールのスコアーを比較する。
5.最終ホールの前のスコアーを比較する。
以下5.の手順によりホールのスコアーを遡り比較する。
【アンダーハンディ競技の場合】
現在ホールマッチでのマッチング・スコアーカード方式での競技は行っていない。
ハンディキャップの認定規程
1. ハンディキャップの査定及び変更は、ハンディキャップ委員会(以下委員会という)が行う。
2. 委員会はハンディキャップ規定に基づき厳正に査定する。
3. ハンディキャップは、整数表示としクラブ競技に使用する。
4. ハンディキャップを取得するためには、マスター室に置いてあるストローク・コントロールカードにグロススコアーを記入し提出しなければならない。提出枚数が5枚に達した後、これらのスコアーは検証を受け、規定に基づいてハンディキャップが発行される。
5. ハンディキャップを初めて請求しようとする者は、6ヶ月間に正規のスコアーカード5枚以上を委員会に提出しなければならない。
6.提出されたスコアーカードは、2ヶ年間有効であり、直近の5枚から10枚が査定の資料とされる。2年以内に提出されたスコアーカードが10枚を超えた時は、プレー年月日の古いスコアーカードから抹消する。過去2ヶ年間のスコアーカードが5枚に満たなくなった場合、クラブハンディキャップの有効期限が過ぎるとハンディキャップは失効し各種競技の参加資格がなくなる。尚、ハンディキャップの有効期限は、認定日より6ヶ月間である。
7.委員会は、ハンディキャップの定例見直を毎年、5月・11月に行う。但し提出されたスコアーカードのスコアーが以前に比べ著しく改善され、以前の数値が適当でない場合、定例外でも見直す場合がある。
(注)有効なスコアーカードが常に10枚以上保持されているようスコアーカードを提出しましょう。
又、ハンディキャップを取得してクラブ競技に参加し、エチケットマナー並びに技術の向上を図りましょう。
2021年12月1日
ハンディキャップ委員長
R&A USGA JGAゴルフ規則 2019年新ルール抜粋
1.新名称
1.ペナルティーエリア(旧名称:ウオーターハザード)
水域だけでなく委員会が1打の罰で救済を認めたい区域に設定できる。
例:ブッシュや林など、見つけることや打つことが困難な場所をペナルティーエリアとして設定できる。
救済処置は原則として従来のラテラル・ウオーターハザードと同様ですが、
対岸での救済は廃止。
また、ペナルティーエリア内の球をプレーする場合、クラブをソールしたり、ルースインペリアを取り除くこともできる。
2.ティーイングエリア(旧名ティインググランド)
3.ジェネラルエリア(旧名称:スルーザグリーン)
4.バンカー(従来名称のまま)
5.パッティンググリーン(従来名称のまま)
2.ドロップの方法が「膝から」に
膝の高さからドロップすることになります。低い位置からドロップすることで、救済エリアの中にボールを止めやすくなり、再ドロップなどのさらなる処置をすることを避けることができます。
3.救済時の計測クラブは「もっとも長い」クラブ
ゴルファーの救済エリアは1クラブレングスや2クラブレングスを計るために、プレーヤーのバックの中で最も長いクラブ(パターを除く)を使って計測。
尚、状況によってクラブレングスを計測するクラブを変更することはできません。
救済処置による短いクラブでの使用不可。
4.「2度打ちしても」無罰
2度打ちをした時の1罰打がなくなります。偶然、
不可抗力で2度打ちしたことに罰はありません。そのストロークを1打と数えるだけとなります。
5.球の捜索時間は「3分」
球の
捜索時間が5分から3分に短縮されます。このことは紛失球となる可能性が高まるので暫定球をプレーすることが増えます。よってプレーファストとなります。
6.「再ドロップ」の要件
新規則では、それぞれの救済処置に救済エリアを設けています。(例:カート道路からの救済の場合、救済のニヤレスポイントから1クラブレングス以内でホールに近づかずその障害が避けられる区域を救済エリアと言います)ドロップした球はこの救済エリアに落ち、そしてこの
救済エリアに止まらなければならなりません。ドロップした球がこの救済エリア外に出た場合は再ドロップとなります。
7.バンカーの「ルースインペディメントは除去」可能
球がバンカー内にある場合、ルースインペディメント(木の葉、石などの自然物)を
罰なしに取り除くことができます。
8.パッティンググリーン上の「損傷箇所を修復」可能に
パッティンググリーン上の損傷箇所(人、動物、乗り物などによって作られたもの)を修復することができます。
例:プレー線上にあるスパイクマークを修復できます。
但し、自然に窪んだところは修復できません。
9.プレーした球が「自分やカートに当たっても」無罰
ストロークした球が偶然にプレーヤー自身に当たってしまった場合や自分のキャディや用具、カートに当たっても無罰。球があるがままにプレーします。
10.旗竿を「立てたままパット」可能
パッティンググリーン上でパットするときに旗竿を立てたままパットすることができます。パットした球がカップに挿している旗竿に当たっても罰はありません。時間節約となるでしょう
11.ペナルティーエリアで「クラブをソール」可能に
ペナルティ-エリア(旧ウオーターハザード)の球をあるがままにプレーする場合、クラブを地面につけることができる。尚、ルースインペディメントを取り除くこともできます。つまり、
ジェネラルエリアと同じ規則でプレーすることができます。
12.バンカーで2打罰を加えたら、「バンカー外にドロップ」可能
バンカーに球があるとき、アンプレアブルの追加の選択肢として、
2罰打を加えれば、球とホールを結ぶ線上でそのバンカーの後方の
バンカー外にドロップすることができます。
13.球を「動かしたことの罰」が免除可能に
新規則では次の場合に球を動かしたことの罰が免除されます。
①球を探しているときに自分の球を動かした場合
②パッティンググリーン上で偶然に球を動かした場合
③規則に基づいて球をマークする、拾い上げる、リプレースするときに球を動かしてしまった場合
14.ペナルティ-エリアでの「救済方法」
新規則の下でペナルティ-エリアは原則赤杭と赤線で示されるが、境界線が黄色杭と黄線で示されることもあり、前者はレッドペナルティ-エリア、後者はイエローペナルティーエリアとなります。
球をドロップする「救済エリアが変更」になりました
従来のラテラル・ウオーターハザードと同様ですが、球をドロップする救済エリアが若干異なります。
A ペナルティーエリアの限界線を最後に横切った地点とホールを結んだ後方線上に球をドロップ。
従来は同エリアの後方であればいくら離れても距離に制限はありませんでした。
尚、対岸での救済は廃止。
B 新規則では後方線上に1点を定めたら、その後方、左右1クラブレングス以内にドロップします。
C ペナルティーエリアの限界を最後に横切った地点から
2クラブレングス以内で、ホールに近づかない場所でペナルティーエリアの外側が救済エリアとなり球をドロップします。